2016年2月9日火曜日

9 伊能忠敬、実測地図を上呈♪

1801年2月9日、伊能忠敬が日本初の実測地図を幕府に上呈♪






伊能 忠敬(1745年2月11日 - 1818年5月17日)は、江戸時代の商人・測量家。1800年から17年をかけて全国を測量し「大日本沿海輿地全図」を完成させ、日本史上はじめて国土の正確な姿を明らかにした。




1794年、佐原(現・千葉県)の名主だった伊能忠敬は家督を長男に譲り、隠居して江戸で暦学を学びたかった。ちなみに佐原は昔から洪水が起きると堤防が決壊したため、名主が公平に測量して田畑の境界線を引き直さなければならなかった。忠敬が測量の技術を身に付けていたのは、こうした名主の経験があったからだった。


暦学の勉強を始めるも、中国の暦「授時暦」が実際の天文現象と合わないことに気付いた忠敬は、その理由を江戸の学者たちに質問したが誰も答えられず、唯一回答できたのが高橋至時だった。忠敬は至時の弟子となった。忠敬は、19歳年下の至時に師弟の礼をとり、熱心に勉学に天体観測に励んだ。







正確な暦のためには正確な天体観測、そのためには正確な測量が必要だった。蝦夷地の第一次測量にかかった日数は180日、その後、測量データを元に地図の製作にかかり、約20日間を費やして地図を完成させた。



忠敬が求めた緯度1度の距離は、現在の値と比較しても誤差がおよそ1,000分の1ときわめて正確だった。師の至時は知人への手紙に、「このように測ることは私が指図はいたしましたが、これほどきちんとやれるとは思いませんでした」とつづっている♪ 









Inō Tadataka (February 11, 1745 - May 17, 1818) was a Japanese surveyor and cartographer. He is known for completing the first map of Japan created using modern surveying techniques.

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