1822年9月14日に、フランスの考古学者シャンポリオンが『エジプト象形文字(ヒエログリフ)の体系概説』を発表した。
シャンポリオンは1790年、フランスのロット県フィジャックに生まれる。少年時代から非凡な語学的才能を示し、9歳でラテン語を話せたんだって。
グルノーブルの高等学校で、中国語を含む多くの古代語を学んだ。20歳までにラテン語、ギリシア語、ヘブライ語、アムハラ語、サンスクリット語、アヴェスタ語、パフラヴィー語、アラビア語、シリア語、ペルシア語、中国語などを習得、すごすぎる(笑
コプト語などの東洋語に対する関心も持っていて、発見されたばかりのロゼッタ・ストーンを数学者ジョゼフ・フーリエから見せてもらって以来、そこに書かれている文字(ヒエログリフ)の解読に取り組み始めたんだ。
1809年にはグルノーブル大学の歴史学助教授となり、1824年から1826年までイタリアに滞在。トリノ・エジプト博物館から古代エジプトのパピルスと芸術品を相当数提供してもらい、精力的に研究したんだ。
そして1824年『ヒエログリフの体系概説』を発表した。
1828年と1830年に、長年の夢であったエジプトへの調査旅行を果たす。その後、パリに戻り、1831年5月18日、コレージュ・ド・フランスの古代エジプト学教授となった。しかし、1832年3月4日、コレラに罹り41歳でパリで死去。
功績を称えて、小惑星(3414)が、彼に因んでシャンポリオンと命名されたんだよ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿