2016年2月24日水曜日

24 世界一の旅行家バットゥータ♪

1304年2月24日は、旅行記「諸都市の新奇さと旅の驚異に関する観察者たちへの贈り物」のイブン・バットゥータの生まれた日♪



イブン・バットゥータ



バットゥータが13世紀に旅した地は、アフリカ、ヨーロッパ、中東、アジア、中国が含まれており、その広範囲さは現代のインフラを用いても困難なため、史上最も偉大な旅行家の一人と高く評価されている♪



シルクロードキャラバンのシンボル、霊廟とフタコブラクダ


1325年、21歳のときにメッカ巡礼に出発し、さらにイラン、シリア、アナトリア半島、黒海、キプチャク・ハン国、中央アジア、インド、スマトラ、ジャワを経て中国に達し、泉州・大都を訪問した。




帰国後、マリーン朝スルターンの命令を受けて、イブン・ジュザイイが口述筆記を行ない、1355年に旅行記「諸都市の新奇さと旅の驚異に関する観察者たちへの贈り物」が完成する。この旅行記は19世紀になって注目され、各国語に翻訳されて世界的に読まれるようになった♪



メッカにおける巡礼者のグループ/13世紀の挿絵



ちなみに、バットゥータは本書で万里の長城について触れている。1345年、中国福建省泉州を訪れ、この街の職人と彼らの作る絹織物、磁器、プラムやスイカといった果物、そして紙の通貨の利便性に賛辞を送っている。さらには中国料理と食材、たとえばカエルやブタ、イヌが食材として市場で売られていること、ニワトリが大きいことなど記している♪









Ibn Baṭūṭah (February 24 or25, 1304 – 1368 or 1369), was a Medieval Muslim traveler and scholar, who is widely recognised as one of the greatest travelers of all time.[1][2] He is known for his extensive travels, accounts of which were published in the Rihla (lit. "Journey"). Over a period of thirty years, Ibn Battuta visited most of the known Islamic world as well as many non-Muslim lands. His journeys included trips to North Africa, the Horn of Africa, West Africa and Eastern Europe, and to the Middle East, South Asia, Central Asia, Southeast Asia and China.



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