1871年10月11日、シュリーマンが古代都市トロイアの発掘に着手した♪
シュリーマンは、幼少期に聞かされたギリシャ神話の「トロイの木馬」の都市トロイアが実在すると考え、発掘して実在を証明したんだ♪
プロイセン生まれ。9人兄弟の6番目。貧困から脱するためベネズエラに移住する途中、船が難破してオランダ領に流れ着き、オランダの貿易商社に入社した。1846年にサンクトペテルブルクに商社を設立、クリミア戦争に際してロシアに武器を密輸して巨万の富を得た。
その後事業をたたんで、ソルボンヌ大学等で学んでから、ギリシアに移住し、トルコに発掘調査の旅に出た。
彼は『イーリアス』を読み込んだ結果、都市トロイアはヒサルルクの丘にあると推定したんだ。そこで、1871年10月11日に正式な許可を得て発掘した。
そして、1873年にいわゆる「プリアモスの財宝」を発見し、伝説のトロイアを発見したと発表した。この発見により、古代ギリシアの先史時代の研究は大いに進んだといわれているんだ♪
発掘自体は現在も続けられていて、地理的には正しかったものの、発掘した財宝を国外へ持ち出して私物化したために、考古学者の間では、シュリーマンの評価はあまり高くはないらしい(笑
遺跡の近くに観光用に再現された「トロイの木馬」↓
発掘した財宝を身につけたシュリーマンの妻
Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann, Archäologe sowie Pionier der Feldarchäologie. Als erster Forscher führte er Ausgrabungen im kleinasiatischen Hisarlık durch und fand die von ihm und zuvor schon anderen Forschern hier vermuteten Ruinen des bronzezeitlichen Trojas.
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