1863年12月12日は、「叫び」の画家ムンクの生まれた日♪
エドヴァルド・ムンクは、ノルウェーの国民的な画家で、現行のノルウェー紙幣にも肖像が描かれている。
画家になりたいという希望を持っていたんだけど、父の反対に遭い、いったんは工業学校に通うんだ。しかし、リューマチ熱のため1880年11月8日、退学した。その日、彼は日記に「僕の運命は今や――まさに画家になることだ」と書いたんだ♪
ちなみに、ムンクは45歳のときに自ら精神病院に入院し、アルコール依存症を治して翌年退院した。退院後の春には油絵100点、版画200点の大ムンク展を開催。ノルウェー国立美術館が油絵5点を買い上げ、著名コレクターがムンクの作品を多量に購入するなど、ムンクの評価が確立した。
1940年4月9日、ドイツがノルウェーに侵攻すると、ムンクはアトリエに引きこもった。1943年12月、近所でレジスタンスによる破壊工作があり、自宅の窓ガラスが爆発で吹き飛ばされた。凍える夜気に彼は気管支炎を起こして亡くなった。戦争が終結したのは、亡くなった翌年の1945年だった。
気に入った作品は売らずに手元に残しており、遺言によって、その全作品がオスロ市に寄贈された。このため作品は散逸せずに、オスロ市立ムンク美術館に収蔵されているんだ♪
「叫び」は、ある日ムンクが、フィヨルド(北欧の切り立った峡谷が連なる海岸線)の近くを歩いているときに「自然をつらぬく、けたたましい、終わりのない叫びを聞いた」と言っており、その経験を絵画化したものなんだ。だから、この絵は「男が叫んでいる」絵じゃなくて「男が大自然の叫びに耐えかねて耳を塞いでいる」絵なんだヨ♪
Edvard Munch (12 December 1863 – 23 January 1944) was a Norwegian painter and printmaker whose intensely evocative treatment of psychological themes built upon some of the main tenets of late 19th-century Symbolism and greatly influenced German Expressionism in the early 20th century. One of his most well-known works is The Scream of 1893.
0 件のコメント:
コメントを投稿