2015年12月5日土曜日

5 昔の光今いづこ♪

1871年12月5日は、「荒城の月」の作詞者、土井 晩翠の生まれた日♪






土井 晩翠(どい ばんすい)は、日本の詩人、英文学者。男性的な漢詩調の詩風で、女性的な詩風の島崎藤村と並んで「藤晩時代」と称された。
晩翠はその作風から校歌、寮歌など数多く作詞しているんだ。




  春高楼の花の宴 巡る盃影さして 千代の松が枝分け出でし 昔の光今いづこ♪





「荒城の月」は当時著名だった晩翠の詩に曲を公募し、瀧が応募したんだ。


その後、晩翠と滝は、一度会ったことがある。


晩翠が欧州遊学中の1902年、前年にライプツィヒ音楽院に留学した瀧廉太郎が、肺結核を患ってしまい留学を中断、ベルギーから大型客船の「若狭丸」で帰国の途に着いた。この船がロンドン郊外のティルベリーに寄港したので、ロンドンに滞在していた晩翠が滝を見舞った。













0 件のコメント:

コメントを投稿