1805年4月7日、ベートーベンの交響曲「英雄」初演♪
交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作曲した3番目の交響曲♪ 「英雄」のほか、イタリア語の原題に由来する「エロイカ」の名で呼ばれることも多い♪
フランス革命後の世界情勢の中で、ベートーヴェンのナポレオン・ボナパルトへの共感から、ナポレオンを讃える曲として作曲された♪ しかし、完成後まもなくナポレオンが皇帝に即位、その知らせに激怒したベートーヴェンは「奴も俗物に過ぎなかったか!」とナポレオンへの献辞の書かれた表紙を破り捨てた、という逸話で有名(笑
「自作でどれが1番出来がいいと思いますか」という質問に対し、ベートーヴェンは即座に「エロイカ」と答え、「第5交響曲(運命)かと思いました」に対しても「いいえ、いいえ、エロイカです!」と主張したという♪
即位したナポレオン |
なお、ナポレオンが皇帝に即位したという知らせにベートーヴェンが「彼もまた俗人に過ぎなかった。これからは人々の人権を踏みにじって自分の野心のためだけに奔走し、自分だけが優れていると誇示する暴君になるだろう」と激怒し、献辞が書いてある表紙を破り取ったという逸話は、弟子フェルディナント・リースの回想に基づく♪
現存する総譜には表紙を破り取った形跡はないものの、表紙に書かれた「ボナパルト」という題名とナポレオンへの献辞をペンでかき消し、「シンフォニア・エロイカ」と改題、「ある英雄の思い出のために」と過去形で書き添えた♪
ちなみに「ベートーヴェンは終生ナポレオンを尊敬していて、第2楽章が英雄の葬送をテーマにしているため、失礼であるとして曲名を変更し、献呈を取り止めた」という説も、あるにはある(笑
Beethoven began composing the third symphony soon after Symphony No. 2 in D major, Opus 36; he completed the composition in early 1804, and the first public performance of Symphony No. 3 was on 7 April 1805 in Vienna.
On display at the Lobkowicz Palace in Prague is a first published edition (1806) of Beethoven's Eroica, as well as other Beethoven treasures including manuscripts of the 4th and 5th symphonies, featuring Beethoven's own corrections and annotations for performance.
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