1818年11月9日は、ロシアの文豪、ツルゲーネフの生まれた日♪
ツルゲーネフは、ドストエフスキー、トルストイと並んで、19世紀ロシア文学を代表する文豪だよね。そして、ロシア帝国の貴族なんだ。
ツルゲーネフが、ある時街を歩いていたら一人の乞食に会った。彼は乞食にいくらかでも金を与えようとポケットを探ったが、あいにく一銭のお金も持ち合わせていなかった。
困り果てた彼は、乞食の冷えきった手を堅く握り締めて言った。「兄弟よ、私は今一銭の金も持ち合わせていない。許しておくれ」
乞食は力なく、しかし嬉しそうにほほえんだ。「旦那、旦那が私と握手をして下さったので、何がしかの金を頂いたのよりも幸福ですよ・・・」
人間として平等な扱いを受けたことのない乞食は、心からの幸せを感じた。心からの人間的な愛情が、物質的なもの以上に乞食を幸福にしたのだ。
という短編がツルゲーネフの「散文詩」のなかにあるんだヨ♪
Ivan Sergeyevich Turgenev (/tɜrˈɡɛnjəf, -ˈɡeɪn-/;[1] Russian: Ива́н Серге́евич Турге́нев; IPA: [ɪˈvan sʲɪrˈɡʲeɪvʲɪtɕ tʊrˈɡʲenʲɪf]; November 9, 1818 – September 3, 1883) was a Russian novelist, short story writer, and playwright. His first major publication, a short story collection entitled A Sportsman's Sketches (1852), was a milestone of Russian Realism, and his novel Fathers and Sons (1862) is regarded as one of the major works of 19th-century fiction.
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