1512年3月5日は、16世紀の地理学者メルカトルの生まれた日♪
メルカトルの地球儀 |
本名ゲラルト・デ・クレーマー。1512年ドイツ人家庭の6番目に生まれた。メルカトルはラテン語で「商人」の意。早くに父親を亡くし、教会の世話で学習に励む。1530年にルーヴェン大学にて、幾何学、天文学、地理学を学んだ。
1534年からは、数学者ゲンマ・フリシウスと共に、地球儀、日時計、アストロラーベなど科学機器製作を始め、成功を収めるとともに、地図や海図も手掛けるようになった。
1538年の彼の初めての世界図は、アメリカという地名がいち早く記載されていた♪ また、アジアとアメリカを別の大陸とした。この考えは地図製作者の間では有力だったが、証明されるのはずっと後だった。メルカトルは1544年に異端を疑われ7ヶ月間も牢につながれたという。
メルカトルの世界図 1569年 |
1569年に、メルカトルの名を不朽ならしめた世界図が完成する。ヨーロッパは15世紀末頃から大航海時代に入り、フランドル地方は貿易港として発展していた。彼が採用したメルカトル(商人)図法は、航路が直線で表されるため、海図・航路用地図として盛んに用いられた♪
ちなみに、彼が発案者というわけではなく、1511年のエアハルト・エッツラウプが作成した地図にもこの手法が使われていたという♪
Gerardus Mercator was born 5 March 1512 in Rupelmonde, County of Flanders (in modern-day Belgium). He died 2 December 1594 in Duisburg, Duchy of Cleves (in modern-day Germany).
He is renowned to the present day as the cartographer who created a world map based on a new projection which represented sailing courses of constant bearing as straight lines. In his own day he was the world's most famous geographer but in addition he had interests in theology, philosophy, history, mathematics and magnetism as well as being an accomplished engraver, calligrapher and maker of globes and scientific instruments.
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